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2010-06-04

カタツムリの季節

こんにちは~。

今週も気付けばもう金曜日、早いですね~6月ですね~。
まだ梅雨では無いんですね。よく考えたら梅雨っていつくらいからいつくらいまでかを知らないです。

ここの所快晴続きですね!
なんか空気に湿気が混ざって来て、でもまだめちゃくちゃ暑いってわけではなく、今くらいがベストだな~なんて思ってるんですが、そのうち茹だるような暑さが。。。憂鬱ですね。。。
でも、夏生まれの夏男なので、夏は決して嫌いでは無いですが。

さてさて慌ただしく時間が過ぎる中で、最近はなるべく本を読むことを心がけてます。
前にも書いた宇野千代さんに始まり、最近は素敵な本に立て続けに出会ってます。
好きな作家さん、向田邦子さん、山田詠美さんあたりがすごく好きです。
最近読んだので、山田詠美さんのAMYエッセイ集。『メイク・ミー・シック』これも面白かった~。
『NOTHINGという腫れもの』と言うエッセイからちょこっとつまんで書こうかなと思います。
ちょっと長めですが。。

「さて、新しい季節の始まりに、将来への夢を再確認しているきみたちは、今、どんな可能性をも手に入れている。羨ましい限りである。私の許にも、やがては作家になりたいのだが、どのようにしたら良いのでしょうという手紙が送られて来る。もちろん、心の中でがんばってねと励ましてあげるが返事は出さない。そんなものは自分で見つけるしかないからである。そして、自分で見つけようとした者にだけ道は開かれるのだと、私は思う。夢を持つ時点では、お気楽でも良いのだが、それを実現するのは、かなり厳しいことだ。そして、その夢がシリアスなものに具体化して行くに従って、まだ成功していない自分を恥じる気持が湧いて来る。そして、その恥じる気持が充分に発酵した時に、人間というのは、力を持つことができるのだよ。それまでは、とても苦痛な時間を送らなくてはならない。その苦痛を避けたいあまりに、エネルギーの出し方を間違えると、その人は、その段階で、止まってしまう。もちろん、これは物を創ることに携っている場合に関してのことだけれど、どんな仕事についても当てはまるかもしれない。物を創り出す才能を開花させるには、心の膿を貯める必要があるってこと。」

こう書いてあります。そして英語の表現の話で、この言い方良くするんですが、『I was nothing.』つまり、私は何ものでも無かった。まあ謙遜でも使うけれど、例えば今は成功したけれど、その頃、自分は何も手にしてなかったってことです。
創り手として、自分を表現したいと決意する時、このnothingな自分に劣等感を持つことになる。その瞬間から、人は、常に自分の心に腫れものを抱えて、自意識とプライドの板挟みになる運命を負うのだ。世の中がイージーになって来たって、こればっかりは絶対に変わらないよ。とAMYさんは書いてます。

いつも思うのは、自分が惹かれる作家さんやその他アーティスト、友人、とにかく魅力を感じる人には、会いたいと思ってしまいます。なんだか親近感と言うか近しい感覚を持っている人間を見つけた!って感じがして、嬉しいんです。
だから宇野さんとも話をしてみたかったし、向田さんとも会ってみたかったです。

全然話が繋がらないですが、ブログのレイアウトを更新してみました!
うーん。
うーーん。。

すごく良くは無いが、悪くも無い。
と言った満足度。。。
not so bad,not so good...です。。。
明日はとても久しぶりになるんですが、プールに行ってみようかと思っています。
まずは水着!作るかなあ。。。結構高いんですよね~~

ブログ読んだよ~!ってメール貰ったりすると、おお、意外にも色んな人が読んでるんだな~と嬉しくなります。今、自分の生きてることが色んな人に伝わって、いつかちょっとでも何かプラスの力に変わる様に、ね。
腫れものを抱きながら、前へ、前へ。
なんだか無性にバンドやりたい気持ちが発症しています。
あ、次はうちの弟のカタツムリ話でも書こうかな。

それでは、みなさん楽しい週末を!

have a wonderful weekend;)

takumi

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