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2014-10-07

capacity

『人間の心はお茶碗のようなもので、思い出をいくらでも溜められるというわいけではない。
忘れるべきものはどんどん忘れていかないと、思い出があふれて、こぼれてしまう。』

って小説のなかで少し拗ねたお姉ちゃんが弟に話す。

たしかに容量ってある程度決まっていて、それ以上は入らない。

じゃあ容量が少なめだったら?
いっぱいになると、全部大切にしたくても、捨てたり無くしたり、減らさないといけないかー
でも、手に入れて行くと、自然と離れたり失っていったり、そんな風に行く人も居るんだろうな。

大きな茶碗にはたしかに沢山入るかもしれないけど、沢山入ったら、運ぶのも大変。その分大盛りで重いし、盛りつけだってイマイチかも。

大は小を兼ねる、ってのは全てに通用する言葉じゃないね。

小さく生きるってのも、良いなって。

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