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2014-11-22

緊急地震速報が一瞬で呼び覚ます

たまたまニュースをつけてそれを背にして座ってたら、あのアラーム。
あのアラーム、一度調べた事があるけど、人間のとても敏感に反応する音で作られているとかなんとかそんな事だったような記憶が。

あの音が鳴る、瞬時に記憶がフラッシュバックするし、あの日、それからの時間、かれこれ一ヶ月くらいはテレビを常につけていたと思う・・・
あの音が鳴ると、体の一番底のほうから身震いがして、硬直する感じになる。
特に人一倍何かに怯えるタイプでは無いと思うけど、あ、蜘蛛はダメだわ。でも、地震はあの日で変わった。
今思い出しても、自分の中のメモリーにしっかり記録されたドキュメント番組みたいにすぐに呼び出されるし、鮮明に、時間が経った分、少し遠いのに、途轍もない恐怖心を煽られる。

アラートの瞬間に、一瞬で脳が色んな選択肢や可能性を考えるようになった。
その瞬間に浮かぶ人の顔や、自分自身のほんの数秒後の未来とか。
例えば大切な人の事がものすごく心配なのに、何も出来なかったり、例えばこの瞬間に何か逃げるなりなんなり(しかもさっきはシャワーを浴びたすぐ後で、まるで逃げられる状態じゃなかった)していないと、一瞬にしてこの後の未来が大きく変わるのに、

何も出来ない。

あの日の後、何度も何度もそんな事があったし、段々とアラートも頻度が下がり、こうやって忘れていた頃にやってくる。きっとこれからもあるだろう。

何も出来ない。

これって最大限の恐怖だなー。

恐怖であり不安であり、もどかしさでもあって。

何も出来ない。

何か今週は体調も酷く悪くて、あれこれ考えたりしているタイミングで、ある意味(悪い意味だけど)目を覚まさせられた(この日本語あってる?)感じだわ。

人間は無力だ、なんて良くどっかで聞くけど、無力を実感するのってまさにこんな時だなー

気を鎮める為に書いてみた。

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