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2009-08-19

まる、さんかく、しかく






夏も気付けば後半戦。


こないだまですごい音で鳴いてた蝉たちも少しずつ静かになってるような気がします。


ここ何年かは、夏しか日本に居ないので、夏はある意味で特殊な時間の流れ方をしてるように僕には感じます。


こないだ森美術館で、アイウェイウェイ展を観て来ました。


彼の作品は、ルックスで観るだけでなく、意味を問いたくなるそんなものが多くありました。

好きな作品もあんまり好きではない作品も、全部含めて、観て良かったなあと思いました。


そんな彼の言葉の中で印象的だったものを載せてみます。


『私は歴史、人生、あるいは政治史の一瞬一瞬をしばしば問う。

ほんのひとつの出来事がわれわれの視点を変えうる。芸術の面白さはここにある。』

『Of course, sometimes I question some of these moments in history, life or political history, just one incident can change our perspective. This is what interests me about art.』


『芸術は視覚的な認識や感覚を通して正しい問いへと導いてくれる。

それによって、われわれは本質的な要素、自分たちの心理的な推移を問うことができる。』

『Art allows us to ask the right questions through our visual perception or feeling. By doing that we are able to question the essential elements, our mental processes.』



言葉ってとっても難しいです。

だから僕らは何かを表現し続ける。

それでもやっぱり言葉が必要な時もあり、それがうまく噛み合ない事だってある。


でもその全てに何かが含まれていたりして、それはどこか必然的で、言ってみれば色即是空であるのかもしれない。


ころっと話が変わりますが、僕は点『・』や線『ー』や円『○』が好きです。

○、△、□。も好きです。


と言うかほとんどのものがこれらから成り立っているのかもしれないなとか考えてみたり。


シャワーを浴びながらふと、○、△、□を、ビデオ(ちょっと古いですね。。今はDVDかな。)のリモコンの録画○、再生△、停止□、を思い浮かべていました。


思い浮かべただけでそこからはまだ何も発展してないんですが、何か大きなキーワードに感じてなりません。


さて、この夏が終わって、今進行中のプロジェクト等を終えた時、その後の自分が未知でそれが不安でもあり楽しみでもあります。


こうして毎日の暮らしの中でたくさんの物事からインスピレイションを得て、それを消化して表現していくこと、これを続けて行く事でどこかで誰かが帰り道に少し何か考えながら次の日に繋がって行くのなら、それが僕のやりたい事なのかもしれないなーって思います。


普段良く食べる友達が夏バテして昨日何も食べたくないって言ってたんだけど、まだまだ暑いのでみなさんも気をつけて下さいね!


写真は、アイウェイウェイ展より&東京の夜景from森ビルです。


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